詩人
言葉と言葉を重ね合い、心を垣間見た時、 私は喜び満たされ、癒される。 求める瞬間。
あの人の言葉が心の旋律に触れる。 私は重い頸木から解放され、 癒され、満たされる。
ゆびさきは言葉を求め走り出す。 届かぬ想いを、届けるために。 願わくば、その御心の傍らへ、居続ける様にと。
この想いが私を詩人たらしめ、彷徨い、咆哮し続ける。 力尽きる時、詩人として終る。 それまで、詩を詠おう。