雨降りやまず

地に降る雨が一滴も無駄にはならないように
貴方の流した涙は貴方の心を癒す

迷いあがき訴える奥底からの嘆き
苦しみの渦中にありながらも人は
なすべき事をなし生きていかなければならない

訳知らぬ人から見れば嘲笑のマトかもしれない
しかしそれら全ては無駄にはならない

立ち上がり振り向くとき
既になかば半分は解決している
或いは癒されている

貴方を悩ませていたモノが変わらないとしても
最初に感じた嘆きと違うはずだ

時間はゆっくりと貴方を慈しみ
涙はやさしく貴方を包む

貴方が孤独を感じ耐えられなくなる前に私に伝えて欲しい

土砂降りの日のように共に泣こう
晴天の日のように底抜けに笑おう
そして他愛のない話しを続けよう

私は貴方の友なのだから
友に生きよう