毛無し様作

無題

灰色の空の下 君の顔を確かめた
忘れられないように 変わらないように

薄汚れた仮面を壊す日を待つ
吐き出される自分
鏡に映った姿を見ろ
写し出す像は一人だけ

アナタはどれだけ私のことを考えているの?
一刻も覚えれないその記憶で何を考えれる?
写し出されたのは私

いつも言葉を捜している
真実の言い訳を伝えるために
私は君と同じ道を歩くだけの存在なのに

壊れた時計がまた動き出す
歪む空
時が止まる
明日が来ないなら何を願う?

変わらぬ日々の小さな物語